特別会員の勉強法

最終更新日:2014/12/07

銀行などに所属する方が受験する資格が特別会員資格です。
(学生など、一般の人は正会員二種・一種を受けましょう)

出題範囲と勉強法

まず、特別会員と正会員では学習範囲が異なり、特別会員のほうが範囲が狭いです。「株式」はなく、債券で扱えるものは公社債のみになっています。

学習のコツは、基本的には正会員の試験勉強と同じですので、一種なら正会員一種のページ、二種なら正会員に主のページをご覧ください。

特別会員を受ける。正会員の参考書で勉強しても大丈夫?

正会員と比べると特別会員の出題範囲は狭いだけで、特別会員だけに出題される問題はありません。ですので、正会員用の参考書(普通の証券外務員用の参考書)で勉強してもかまいませんが、試験に出ない部分まで学習することになる、あるいは、試験に出るところがどこかを調べてから勉強することになるので非効率です。できるだけ「特別会員用の参考書」で学習しましょう。ただ、特別会員用の参考書はあまり種類がありませんので、どうしても「わかりやすい初心者むけの本」がほしい方は、正会員用のものから選んでもよいでしょう。といっても銀行検定などの資格試験勉強をこなすだけの能力があるなら普通の参考書を読みこなすことはできると思います。

問題集は特別会員用のものを使う

問題集は、必ず特別会員用のものを使いましょう。正会員用の問題集の中から特別会員の出題範囲を特定するのは面倒すぎます。

人事部・研修部からもらったものでよい

この資格を受験される方は、会社の指示で受験される方になると思います。研修部門から配布されたものがあれば、わざわざ参考書を買う必要はありません。「配布されたテキストがわかりにくい」「もっと練習問題をこなしておきたい」という場合にだけ、市販の参考書を購入すればよいと思います。

おススメの参考書

特別会員は受験者数が多くないので、参考書も種類が限られています。その中でも、別売で問題集があるのはみずほ証券リサーチの参考書だけになります。というわけで、みずほ証券の参考書と問題集で勉強するか、他社の参考書で勉強して、みずほの問題集を使うかのどちらかになります。

特別会員証券外務員学習テキスト

みずほ証券リサーチの本
みずほ証券の本ですが、それほどお堅い感じではなく、新入社員をターゲットにして作られているレベルの内容です。一種と二種の両方に対応していて、別冊問題集があるのはこの参考書だけです。一種・二種であわせて一冊で済むので安上がりなのもいいところ。特別会員用の問題集は他に無いので、このセットで勉強するか、他の参考書で勉強して、このシリーズの問題集をやるのが良いでしょう。
初心者OK人気!